ともだちがほしかったこいぬ| 奈良 美智| 絵本のあらすじを紹介| 孤独だな・寂しいなと感じている人に読んでほしい

「ともだちがほしかったこいぬ」

作・絵 奈良美智

合計点:13.06 (2022年5月現在)
ehonnavi  4.2
amazon  4.5
楽天books 4.3

出版社:マガジンハウス 1,760円
ISBN9784838711543

「ともだちがほしかったこいぬ」の注目ポイント

  • 世界的アーティスト奈良美智の作品であるあおもり犬のお話
  • 贈り物にしたい絵本
  • 巻末にミニ画集がついている

「ともだちがほしかったこいぬ」はこんな人にオススメ

  • アートが好きな人。
  • ほんわかした気持ちになりたい人。
  • 友情について考えたい人。

「ともだちがほしかったこいぬ」のあらすじ

僕はいつも一人ぼっちでとっても寂しかった。
誰かどっかからやってきて友達になってくれないかっていっつも思ってた。
だって僕は本当に一人ぼっちで寂しかったんだ。
うそじゃないよ。
どうして一人ぼっちで寂しかったか教えてあげよう!
だってね僕はね・・・・・
こんなに大っきいんだもの!
だから皆んなには僕が大きすぎて見つけられないんだよ。
そうゆうわけで 僕はずーっと一人ぼっちで寂しかったんだ。
でもね ある時一人の女の子が
僕に気づいてくれたんだ!
どんどん どんどん 登っていったよ。
どんどん登って どんどん歩いて とうとう
僕の頭のところまでやってきた。
頭の天辺まで来たときに滑って転んでごろごろどっしん!
女の子はとてもびっくりした。
僕だってびっくりしたんだ。
でもね女の子はいっぱい歌を歌ってくれたんだ。
そうして僕たちは友達になれたのさ。
それから女の子はおうちに帰っていったけど、僕はもう寂しくなんかないんだ。
だって女の子は最後に言ったのさ。
「またね!!」
ちっちゃな女の子もおっきな子犬も友達に慣れてよかったね パチパチ
さてそれから二人はどうしたかというと時々喧嘩もしたけど
やっぱり楽しく遊んだそうです。
君がもしも一人ぼっちでとても寂しくてもきっとどこかで誰かが待っているよ
大事になのは探す気持ち!
子供の頃は同じクラスだから、同じ学校だからなど限られた世界でしか友達を見つけずらい環境で、自分に会う人はなかなかいないのでは?と思っていた人でも、大人になると、自分に会った人たちに会うために、自分で行動をすることができるようになりますよね。
孤独だな、寂しいなと感じている人は自分の足で、友達を探してみませんか?

監修者(絵本アドバイザーいぶき)「ともだちがほしかったこいぬ」の見どころ解説

日本で数少ない世界に認められたアーティストの一人である奈良良知の絵本。 青森出身の奈良美智が2006年に青森県立美術館完成と共に誕生した、人気の立体作品「あおもり犬」のお話。 大きすぎてみんなに見つけてもらえない、だから寂しいと感じている犬と小さな女の子との友情物語。 「君がもしも一人ぼっちでとても寂しくても、きっと誰かが君と会うのを待っているよ。 大事なのは探す気持ち!」という言葉が印象的。温かい気持ちになる作品です。

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いぶきのプロフィール
絵本紹介士

絵本は心の処方箋。あなたの心にも幸せが息吹きますように。絵本紹介士の【いぶき】です。子供の頃、母親にたくさんの絵本を読んでもらい、絵本を好きになり、自分の娘にたくさんの絵本を読んであげることで、絵本への理解が深まりました。
年間100冊以上の絵本を読むなかで、大人にこそ読んで欲しい絵本が多くあることに気づき、少しでもたくさんの人に知ってもらいたいとの思いでサイトを、スタートしました。
大人になってから心理学を学び始め、認定心理士を取得しました。その学びがこのサイトにも役立てばいいなと思っています。
誰かの心が「ふっと」軽くなるような、そんなお手伝いができたら嬉しいです。

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