ラチとらいおん| マレーク・ベロニカ| 絵本のあらすじを紹介| 弱い自分を克服したい人に読んでほしい

「ラチとらいおん」

作  マレーク・ベロニカ
訳  とくなが やすもと

合計点:13.82(2022年5月現在)
ehonnavi 4.7
amazon  4.5
楽天books 4.5

出版社:福音館書店 1,210円
ISBN9784834000450

「ラチとらいおん」の注目ポイント

  • 世界で一番の弱虫のラチと、小さな赤いライオンの物語
  • 1965年発売、50年以上読み続け荒れているベストセラー
  • 福音館書店の世界傑作絵本

「ラチとらいおん」はこんな人にオススメ

  • 強くなりたい人。
  • 勇気が欲しい人。
  • 前に進みたい人。

「ラチとらいおん」のあらすじ

この家にラチという男の子が住んでいます。ラチは、世界中で一番弱虫でした。
ラチは飛行士になりたいと思っていました。
でも、弱虫の飛行士なんているのでしょうか?
ラチは犬を見ると逃げ出します。暗い部屋には怖くて入れません。
おまけに友達さえ怖いのです。だから、みんなはラチを馬鹿にして遊んでくれません。
ラチは仲間外れにされていつも泣いていました。そして1日中絵本を見てばかりいました。
ラチはこの絵が一番好きでした。「僕にこんなライオンがいたら、何にも怖くないんだけどなあ』
ところがある朝、目を覚まして見るとベッドのそばに、小さな赤いライオンがいるではありませんか。
ライオンにあったラチは強くなる特訓を開始します。
怖いなと思うことも、ライオンと一緒ならへっちゃらです。
ラチがひとりでも強くいられるようになった時、ライオンとの別れが訪れます。

監修者(絵本アドバイザーいぶき)「ラチとらいおん」の見どころ解説

勇気が出ない時、誰かに「そばにいるから大丈夫だよ」と言ってもらえるだけで、私たちは強くなれるのかもしれません。最初は弱虫だったラチも自信を持てるように体を鍛えて、すこしずつ前に進み、ハードルを超えることで、本当の勇気を手に入れました。弱い自分に負けそうなとき、ぜひ読んで欲しい1冊です。

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いぶきのプロフィール
絵本紹介士

絵本は心の処方箋。あなたの心にも幸せが息吹きますように。絵本紹介士の【いぶき】です。子供の頃、母親にたくさんの絵本を読んでもらい、絵本を好きになり、自分の娘にたくさんの絵本を読んであげることで、絵本への理解が深まりました。
年間100冊以上の絵本を読むなかで、大人にこそ読んで欲しい絵本が多くあることに気づき、少しでもたくさんの人に知ってもらいたいとの思いでサイトを、スタートしました。
大人になってから心理学を学び始め、認定心理士を取得しました。その学びがこのサイトにも役立てばいいなと思っています。
誰かの心が「ふっと」軽くなるような、そんなお手伝いができたら嬉しいです。

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