ZERO ゼロ| キャサリン・オートシ|絵本のあらすじを紹介| みんな違ってみんないい

「ZERO ゼロ」

作  キャサリン・オートシ
訳  乙武 洋匡

合計点:9.0(2022年5月現在)
ehonnavi 4.6
amazon  4.4
楽天books –

出版社:講談社 1,760円
ISBN9784062830904

「ZERO ゼロ」の注目ポイント

  • 全米で絵本と児童書に与えられる15の賞を受賞した『One―ワン』に続く「数字絵本シリーズ」
  • 600万部のベストセラー「五体不満足」の著者乙武洋匡訳
  • 作者は「スターウォーズ」シリーズのグラフィックデザイン、アートディレクションなどに足す触るキャサリン・オートシ

「ZERO ゼロ」はこんな人にオススメ

  • 自分に自信が持てない人。
  • 自己肯定感が低く、どうせ自分なんてが口癖の人。
  • 自分探しをしている人。

「ZERO ゼロ」のあらすじ

ゼロは大きくて丸い数字
ある時ゼロは水たまりにうつった自分の姿を見て、体の真ん中に大きな穴が開いていることに気がつきました。
他の数字たちが1、2、3・・・と数えながら遊んでいるのをゼロは毎日羨まし創に見ています。
自分も数えられる数字だったらなぁ・・・・・。
どうしたら、みんなのように数えられる数字になれるんだろう・・・・・。
ゼロはただ丸だけの自分の体を見て、ため息をつきました。
1はいつも楽しそう。1はしっかりもので、力強くて、堂々とした体には、ビシッと四角い角があります。
それに比べてゼロは大きくて丸いだけ。四角いカドなんてありません。「1みたいになれたらみんなの仲間に入れるかも!」

すっかり自信をなくしてしまったゼロに7が優しく語りかけます。自分のいいところを探してごらん、ダメな数字なんてないんだよと。
その言葉に光を感じたゼロ。
そして、自分がみんなの後につくことで、どんどん大きな数値になれることに気づいたゼロは大興奮。
あんなに自信がなかった自分も役立つことができるとわかったゼロは・・・・・。
「みんな違って、みんないい」

監修者(絵本アドバイザーいぶき)「ZERO ゼロ」の見どころ解説

「どうして、自分は周りとおんなじにできないんだろう?」個性の時代と言われる現代でもそんな悩みを持つ人は少なくないのではないでしょうか?違うってことは、決して悪いことではありません。自分だからこそできること、自分だからこそ見える世界が誰にでもきっとあるはずです。きっとそう思えたら、勇気を持って一歩踏み出すことができるようになるのではないでしょうか?

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いぶきのプロフィール
絵本紹介士

絵本は心の処方箋。あなたの心にも幸せが息吹きますように。絵本紹介士の【いぶき】です。子供の頃、母親にたくさんの絵本を読んでもらい、絵本を好きになり、自分の娘にたくさんの絵本を読んであげることで、絵本への理解が深まりました。
年間100冊以上の絵本を読むなかで、大人にこそ読んで欲しい絵本が多くあることに気づき、少しでもたくさんの人に知ってもらいたいとの思いでサイトを、スタートしました。
大人になってから心理学を学び始め、認定心理士を取得しました。その学びがこのサイトにも役立てばいいなと思っています。
誰かの心が「ふっと」軽くなるような、そんなお手伝いができたら嬉しいです。

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