「たいせつなこと」
作 マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵 レナード・ワイズガード
訳 うちだ ややこ
合計点:13.47(2022年5月現在)
ehonnavi
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出版社:フレーベル館 1,320円
IBN978-4577022887
「たいせつなこと」の注目ポイント
- 1949年に出版されて以来アメリカでずっと読み継がれた名作。
- 『おやすみなさいのほん』のマーガレット・ワイズ・ブラウンとカルデコット賞受賞画家のレナード・ワイスガードのコンビがおくる一冊。
- うちだややこ初めての翻訳。
「たいせつなこと」はこんな人にオススメ
- 自分らしくいたい人。
- 大人に読んで欲しい。
- 気持ちを穏やかにしたい人。
「たいせつなこと」のあらすじ
スプーンは、手でにぎれて、そのくぼみで色々なものをすくいとる。でも、スプーンにとって大切なのは、それを使うと上手に食べられるということ。
ひなぎくは真ん中が黄色く、くすぐったい香りがする。
でも、ひなぎくにとって大切なのは、白くあること。
雨にとって大切なのは?
草にとって、りんごにとって、空にとって大切なのは?
普段気にも留めない物にもそれぞれの役割があります。
でもその物が大切としているところとは違うかもしれない。
では、あなたにとって大切なことはどんなことですか?
それは「あなたがあなたであること」あなたが自分らしくいることが一番大切なのだと気づかせてくれる1冊です。
監修者(絵本アドバイザーいぶき)「たいせつなこと」の見どころ解説
自分たちの身の回りのものに目を向けて語られる、1つ1つの言葉たち。どんな物にも役割があって、それと同じように、ありのままのあなたにも、きっとあなたにしかできない役割があるはず。
自分が自分でいることを肯定してくれるような、そんな1冊です。