「勇気 ゆうき」
作・絵:バーナード・ウェーバー
訳:日野原重明
合計点:13.14(2022年9月現在)
ehonnavi
amazon
楽天books
出版社:ユーリーグ株式会社 1,320円
ISBN9784946491313
「勇気 ゆうき」の注目ポイント
- アメリカの絵本作家バーナード・ウェーバー作
- 聖路加国際病院理事長の日野原重明さん訳
- 米国でも人気の作品
「勇気 ゆうき」はこんな人にオススメ
- 勇気について知りたい人。
- 心が少し元気のない人。
- 前に進みたい人。
「勇気 ゆうき」のあらすじ
こんなにいろんな勇気があるんだ。 すごいのから、 そう、いつでもやれる冒険まで。でも、どれもが立派な勇気、勇気。
いきなり補助輪なしで突っ走るのも勇気。
クイズ大会で難しい問題にズバリ答える勇気。
チョコレートバーの一つは、明日に取っておくのも勇気。
目の前にあるのは、また同じあきあきしたドッグフード、じゃないと思い込んで食べるのも勇気。
小ちゃい弟を誰にもいじめさせないのも勇気。
ギギギー コトン トントン ザクザク カチッ ピンポーン バタン ワー ヒュー ポタポタ
夜、耳を澄まして変な音から家を守る仕事も勇気。
新しい街に引っ越してきたら「僕の名前はイチロー君は?」って、自分から声がけするのも勇気。
嫌いな野菜も嫌な顔せずに食べるのも勇気。
こうやってみると、私たちの周りにはたくさんの「勇気」で溢れていることに気づきます。
たくさんの「勇気」が描かれているこの絵本を読んでいると、あら不思議?何故か自分も「勇気」を持って何かできるのではないかと思わせてくれます。
目の前の小さなことに「勇気」を持って行動すること。その積み重ねが大切なのかもしれませんね。
監修者(絵本アドバイザーいぶき)「勇気 ゆうき」の見どころ解説
あなたにとっての勇気ってなんですか?勇気と聞くとなんか大それたことをしなくっちゃって思いがちですが、
そんな些細なことって思えることでも、目の前の心のハードルを乗り越えて 行動に移すこと、それには大きい・小さいなんてないんだなと思わせてくれる一冊です。
この本を読んだ後、自分も知らず知らずと勇気を持って行動しているんだなって気づけて前向きになれるそんな、絵本です。
この絵本を翻訳したのは、聖路加国際病院の理事長である日野原重明さんです。後書きに変えて「夢を見るのも勇気」という一文が添えられています。
素敵な言葉ですね。「生き方上手」という本の著者でもあり、こちらもベストセラーとなっています。ぜひ併せて手に取ってみてください。