「わたしのなかの ちいさな たからもの」
作 コビ・ヤマダ
絵 チャールズ・サントソ
訳 前田まゆみ
合計点:9.3 (2022年5月現在)
ehonnavi
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出版社:パイ インターナショナル 1,430円
ISBN9784756255822
「わたしのなかの ちいさな たからもの」の注目ポイント
- 世界7ヵ国で翻訳・出版
- ニューヨークタイムズベストセラー作家による新刊
- 豊かな人生を歩るこうとする冒険ストーリー
「わたしのなかの ちいさな たからもの」はこんな人にオススメ
- 叶えたい夢がある人。
- 自信を持って前に進みたい人。
- 新しい世界でチャレンジしたい人。
「わたしのなかの ちいさな たからもの」のあらすじ
本当になるまで、夢を持ち続けよう。きっと叶うと信じること。それが、夢をかなえるために一番大切。
欲しいものがあるなら、それに向かって出来る限り大きな一歩を踏み出そう。そこから、また次の一歩に進めるから。
新しいことを望むなら、新しいことをやってみよう。本当に欲しいものは自分で創り出すのがいい。
一番の壁は、大抵は自分自身。できないと思ったら、多分出来なくなる。でも、できると思ったらきっとやりとげられる。
愛するものを追いかけて、自分を見失うのもいい。
その中で、また自分が見つかるから。
疑いの気持ちが生まれたら、「大好き」の気持ちを膨らませよう。心は、まるで風船。いっぱい膨らんだら、どこまでも遠くまで飛んでいける。
違う、違う、こうじゃない。こうだ!と思えるまで。絶対にできると思っていたら、いつかできるようになる。
何か一つでも、それをどうやるか、それが、全てをどうやるかに繋がる。何をやると決めたら思い切りやるのがいい。
頑張れば、やりたいことが本当になる。そして、もっといい方向に進める。心からやろうと思ったらなんでもできる。
不安な気持ちは、こうなって欲しくないことを心に思い描かせる。
心は、今まで触れてきたものを信じたがる。だから、希望や愛情、本当のこと、そういうもので、いつも心をいっぱいに満たそう。
諦めないで。特に、自分自身に対して、もっと色々できたのに、と後から思い返すことはよくある。怖がらないで、周りにどう思われてもいいのだから、楽することを選ぶより勇気を持って。
勇気と不安は、表裏一体。怖くて足が震えても、信じるもののために立ち上がろう。
自分をいつも大切にしよう。深呼吸は、自分への小さな慈しみ。
心を広く。自分が持っている一番の素晴らしいものは、周りの人に手渡すだけの価値があるもの。
他の人のために自分がここにいることが、どんなに 素敵か、味わおう。他の人の喜びは、自分の喜びにもなる。
生き物全てと心を繋げよう。
「ありがとう」の気持ちは幸せを呼ぶ魔法。心が「ありがとう」と伝えたいことにもっともっと出会える。
もっと簡単、もっと楽、こっちの方が良さそう、そんなことを待つのはやめよう。
生きることは、大変なのが当たり前。だから、今を幸せに過ごすことを覚えよう。
どの日も、どの時間も、それが「今。」
生きていることは、遊び場にいること。いつも、自由に楽しく遊ぼう。
世界の不思議に心を向けよう。
他の人とそれを分け合えることを忘れないで、夢は、きっと本当になるし、かなった夢は、思い描いていたよりももっと素敵なものかもしれないのだから。
大人になると、いろんなことに言い訳をして、自分に限界を作って、なかなか行動ができなくなってくるものです。
この絵本では、なんでもやってみることの大切さが描かれています。昨日よりちょっと前に進んでみよう。
そう思わせてくれる、未来への希望があふれている絵本です。
監修者(絵本アドバイザーいぶき)「わたしのなかの ちいさな たからもの」の見どころ解説
自分の中に、きっと叶う夢と叶える力、果てしない未来への希望が溢れるほどある。そして、周りの人にたくさんの贈り物ができる。
「今生きているのは、自分の命。自分の時間。」やりたいこと、なんでもやってみるチャンスがここにある。
勇気を持って。思いやり深く、なんでも自由に分け合いながら、一瞬一瞬を名一杯輝かせよう。
人生を大好きなものとワクワクするもので、いっぱいにして生きてみよう。
これは、物語が始まるエピローグに書かれている言葉。
この言葉を読むだけでもワクワクして、前向きな気持ちになれます。私たちはいつしか大人になると夢を忘れてしまうものです。
この絵本を読み終わったら、もう一度何か新しいことにチャレンジしたい、そんな気持ちになれるはずです。