「木をかこう」
作 ブルーノ・ムナーリ
訳 須賀 敦子
合計点:13.22 (2022年5月現在)
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出版社:至光社 1,572円
ISBN9784783401322
「木をかこう」の注目ポイント
- イタリアが生んだ世界的デザイナー・ムナーリによる木の描き方の本
- 思わず木を描いてみたくなる/li>
- シンプルがゆえに奥深さを感じる
「木をかこう」はこんな人にオススメ
- 新しい物の見方を見つけてみたい人。
- 物事の根本を考えたい人。
- リラックスしたい人。
「木をかこう」のあらすじ
とうとう冬が終わりました。ずっと前に落ちた種が、土から芽を出します。1本の緑の棒です。
太陽が、だんだん暖かくなると、緑の棒は、少しずつ伸びていきます。
この小さな棒は、やがて木になるのですが、今は、そんなこと、誰にもわからない。
枝が出る。枝に、また、芽がついて、また、枝が出ます。
葉が繁って、花が咲き、実がなります。
秋になると、種が落ちます。
風に運ばれて、遠くに落ちる種もあります。種が落ちたところには、また、同じような木がはえます。
枝が茂り、年と共に、幹も太くなります。枝の先に葉がつきますが、その葉には管が通っていて、管は幹に繋がって、葉と土をつないでいます。
幹は、この管の集まりだから、一番太いのです。
幹から遠くなる程、枝は細くなります。これが規則です。
この本を読むと久しぶりに絵が描きたくなる、そんな1冊。
最後には絵が苦手だなって思っている人にも簡単に描ける方法が紹介されています。