「でんでんむしのかなしみ」
文 新美 南吉
絵 鈴木 靖将
合計点:13.5(2022年5月現在)
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出版社:新樹社 1,200円
IBN978-4-7875-66-19-3
「でんでんむしのかなしみ」の注目ポイント
- 美智子皇后が子供の頃に読んでもらった絵本の中で心に深く残っていると語られた1冊
- 1935年に書かれた絵本、時代が変わっても読み継がれる1冊
- 優しい絵と言葉に癒される
「でんでんむしのかなしみ」はこんな人にオススメ
- 前向きな気持ちになりたい人。
- 他人のことがいつも羨ましいと感じてしまう人。
- 悲しいなと心が感じている人。
「でんでんむしのかなしみ」のあらすじ
一ぴきの でんでんむしが ありました。ある日、そのでんでんむしは、大変なことに気付きました。
「私は今までうっかりしていたけれど、私の背中の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっているのではないか。」
「この悲しみはどうしたらよいのでしょう?』
悲しみを背負ったカタツムリが決して悲しみから眼を逸らさず、堪え続けた先に得たこととは。
他人への思いやりや優しさ、愛についてを教えてくれる1冊。
私たち現代人は「なんで自分だけが」と他人と比べ考えてしまうことも多いが、幸せそうに見えるあの人だって、いろいろな思いを胸に秘めているのかもしれないと気付かされることでしょう。