でんでんむしのかなしみ| 新美 南吉| 絵本のあらすじを紹介|他人のことがいつも羨ましいと感じてしまう人に

「でんでんむしのかなしみ」

文  新美 南吉
絵  鈴木 靖将

合計点:13.5(2022年5月現在)
ehonnavi 4.8
amazon  4.4
楽天books 4.2

出版社:新樹社 1,200円
IBN978-4-7875-66-19-3

「でんでんむしのかなしみ」の注目ポイント

  • 美智子皇后が子供の頃に読んでもらった絵本の中で心に深く残っていると語られた1冊
  • 1935年に書かれた絵本、時代が変わっても読み継がれる1冊
  • 優しい絵と言葉に癒される

「でんでんむしのかなしみ」はこんな人にオススメ

  • 前向きな気持ちになりたい人。
  • 他人のことがいつも羨ましいと感じてしまう人。
  • 悲しいなと心が感じている人。

「でんでんむしのかなしみ」のあらすじ

一ぴきの でんでんむしが ありました。
ある日、そのでんでんむしは、大変なことに気付きました。
「私は今までうっかりしていたけれど、私の背中の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっているのではないか。」
「この悲しみはどうしたらよいのでしょう?』
悲しみを背負ったカタツムリが決して悲しみから眼を逸らさず、堪え続けた先に得たこととは。
他人への思いやりや優しさ、愛についてを教えてくれる1冊。
私たち現代人は「なんで自分だけが」と他人と比べ考えてしまうことも多いが、幸せそうに見えるあの人だって、いろいろな思いを胸に秘めているのかもしれないと気付かされることでしょう。

監修者(絵本アドバイザーいぶき)「でんでんむしのかなしみ」の見どころ解説

何故自分だけ、、、、と感じた時、人は孤独を感じやすいものです。 隣の芝生は青いとよく言ったもので、周りの人と自分を比べて、さらに落ち込む、そんなことはありませんか? そんな人にぜひ読んでほしい1冊です。 悲しみや不安な気持ちなどは、みんな言葉にしないだけで、実は心の奥底で誰でも感じているものなのかもしれませんよ。

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いぶきのプロフィール
絵本紹介士

絵本は心の処方箋。あなたの心にも幸せが息吹きますように。絵本紹介士の【いぶき】です。子供の頃、母親にたくさんの絵本を読んでもらい、絵本を好きになり、自分の娘にたくさんの絵本を読んであげることで、絵本への理解が深まりました。
年間100冊以上の絵本を読むなかで、大人にこそ読んで欲しい絵本が多くあることに気づき、少しでもたくさんの人に知ってもらいたいとの思いでサイトを、スタートしました。
大人になってから心理学を学び始め、認定心理士を取得しました。その学びがこのサイトにも役立てばいいなと思っています。
誰かの心が「ふっと」軽くなるような、そんなお手伝いができたら嬉しいです。

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