まっくろネリノ| ヘルガ・ガルラー| 絵本のあらすじを紹介|自分に自信をなくしてしまった人に

「まっくろネリノ」

作  ヘルガ・ガルラー
訳  矢川 澄子



合計点:13.38 (2022年5月現在)
ehonnavi 4.4
amazon  4.5
楽天books 4.4

出版社:偕成社 1,100円
IBN978-4-03202-1400

「まっくろネリノ」の注目ポイント

  • オーストリア児童文学賞・児童福祉審議会特別推薦作品
  • 思わず主人公クロネを応援したくなる1冊
  • ソフトなパステル画で描かれる世界

「まっくろネリノ」はこんな人にオススメ

  • 自己肯定感が低い人。
  • 自分に自信をなくしてしまった人。
  • 自分と他人を比べてしまいがちな人。

「まっくろネリノ」のあらすじ

僕の名前は真っ黒クロネ。
僕の家族は父さんと母さん、それから兄さんが4人。
僕はこんなに真っ黒黒だろ、暗闇ならば、誰も見えやしない。
父さん、母さんは毎日餌探し。だからとっても忙しいんだ。
いろんな色したきれいな兄さんたちはちっとも僕と遊んでくれない。
いつも仲間外れにされていたクロネ、自分は黒いからダメなんだと思っていたが、、、。
兄弟がピンチの時、黒いという自分のコンプレックスだと思っていた部分が役立つことに。
マイナスだと思うことでも角度を変えればプラスにすることだってできる。
読んでいるだけで勇気がもらえる一冊。

監修者(絵本アドバイザーいぶき)「まっくろネリノ」の見どころ解説

人と比べても仕方がないとわかってはいても、他の人と比べて、自分がマイノリティだと 感じてしまう時、ありますよね。 でも、人と違うことは、その人の強みに変えることだってできるんだと思います。 右むけ右の世界より、自分の良さや個性を尊重しあえる世界であって欲しといつも願っています。

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いぶきのプロフィール
絵本紹介士

絵本は心の処方箋。あなたの心にも幸せが息吹きますように。絵本紹介士の【いぶき】です。子供の頃、母親にたくさんの絵本を読んでもらい、絵本を好きになり、自分の娘にたくさんの絵本を読んであげることで、絵本への理解が深まりました。
年間100冊以上の絵本を読むなかで、大人にこそ読んで欲しい絵本が多くあることに気づき、少しでもたくさんの人に知ってもらいたいとの思いでサイトを、スタートしました。
大人になってから心理学を学び始め、認定心理士を取得しました。その学びがこのサイトにも役立てばいいなと思っています。
誰かの心が「ふっと」軽くなるような、そんなお手伝いができたら嬉しいです。

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