「ぼくを探しに(The missing piece)」
文:シルヴァスタイン
訳:倉橋由美子
合計点:13.63 (2022年5月現在)
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出版社:株式会社講談社 1,500円
ISBN4-06-112983-X
「ぼくを探しに(The missing piece)」の注目ポイント
- 黒いペンで描かれたシンプルな世界観
- 「おおきな木」(The Giving Tree)のシルヴァスタインが送る哲学的な1冊
- 1977年初版 刊行から50年を過ぎてもなお読み続けられる名作
「ぼくを探しに(The missing piece)」 はこんな人にオススメ
- いつも何かが足りないと感じる人へ。
- 今の状況に不満を感じたら。
- 自分が不完全だと思う人へ。
「ぼくを探しに(The missing piece)」のあらすじ
「何かが足りない それでぼくは楽しくない」「足りないかけらを探しに行く」
「転がりながらぼくは歌う
”ぼくはかけらを探してる 足りないかけらを探してる ラッタッタ さあ行くぞ 足りないかけらを探しにね”」
自分の足りないかけらを探しに出かけた主人公。
カケラを探す旅の中で、いろいろな経験を経て出した答えとは。
「結婚したら幸せになれるはず」
「仕事ができたら幸せになれるはず」
「お金があったら幸せになれるはず」
私たちは、自分に足りないカケラに目を向けて、悲観しがちです。
しかし、足りないと思っている人生の中にも
喜びや楽しみはあり、それに気付けることこそが、本当の幸せなのかもしれないと気づかされる1冊です。
監修者(絵本アドバイザーいぶき)「ぼくを探しに(The missing piece)」の見どころ解説
あなたに欠けていると思うものは何ですか?仕事・家庭・恋愛・お金?
完全じゃなくてもいいじゃないか、欠けているからこそ見える景色もある、そんな風に思えて、読んだあと心が軽くなるそんな1冊。
日々の生活に「なにか足りない気持ち」を覚える人に読んでほしい1冊です。